乳がん再発、ステージ4って
それがどういう状態を指すのか、シロウトの私でもヤバいんじゃないか?ということくらいはわかる。
スマホで調べ物をしていたら、なぜか突然Facebookの画面が開いた。
普段見ることはなく、半年ぶりに偶然開いたその画目に、同級生が衝撃の投稿をしていた。
先月、乳がんの再発がわかってステージ4。
こんなときに、彼女に何という言葉をかけたらいいんだろう。
去年、幡野広志の著書を図書館で借りていくつか読んだ。
がんの宣告を受けて、余命数年と言われてから周りの人からかけられたことばのこと。
怪しげな民間療法を勧めてくる知人に傷ついた、というくだりは思い出せても、何という言葉をかけられたのが力になったと言っていたか、全く思い出せない。
去年、宮野真生子と磯野真穂の『急に具合が悪くなる』も読んだ。
宮野先生がピッチャー、磯野先生がキャッチャー、というくだりを思い出した。
今の彼女の状況はおそらくとても厳しい試合展開だろう。薬の副作用もあるに違いない。
一度乳がんを患っているのだから、気をつけていたはずだ。再発はさぞかしショックだったことだろうし、いきなりステージ4というのも言葉にできないほどショックだろう。
Facebookでしかつながっていない程度の私に何ができるだろう。
当たり障りのない応援はできるが、それでいいだろうか。
腫れ物に触れるような言葉はかけたくない。
安易な励ましも傷つけるかもしれない。
でも、何か思いは伝えたい。
しばらく会っていないが、思い出すのは彼女の歯並びのとてもいい笑顔。その笑顔が戻って欲しい。まだまだその笑顔が消えるには早すぎる。それに尽きる。
そう思っていたら、彼女がFacebookのプロフィール写真を変えたことを知った。
ご主人と一緒に写った、相変わらず歯並びのとてもいい笑顔の写真。
ひとりで投げてきたピッチャーが逆転されそうな場面で、ボールを受けるご主人というキャッチャーがいてよかった。
私は一人の観客でしかないけど、彼女のファンとして、どんな試合展開でも見守りたい。
ファンはどんな時でもエースの状態を知りたいから、体つらいだろうけど投稿して欲しい。
この試合、必ず勝とう。
そうコメントを書いたら、彼女が「声援を糧に勝ってみせる」と返信をくれた。
産後の骨盤矯正で通っている整体に、乳房のしこりについて学べるサンプルが置いてあって、気にはなっていたけど触ったことがなく、この機に触らせてもらった。
簡単に言うと、
・がん細胞のしこりは「触っても堅くて動かない塊」
・がん細胞のしこりは「ごつごつしている」
・がん細胞ができていたら「乳首から血が出る」
・がん細胞ができていたら「10円玉くらいの大きさで患部の肌が黄色くなる」
・がん細胞ができていたら「えくぼのようなくぼみができる」
とのことだったが、正直なところ、自分で発見するのはなかなか難しい…と感じた。
セルフチェックをしたらいい、という話はかねてから聞いたことがあったものの、どうやってやればいいかよくわからないので調べてみた。
・毎月1回「生理から1週間~10日後」にやるといい。
・がん細胞は「外側の上部」にできやすい。
・「親指以外の4本の指」で、「肋骨を感じるくらいの強さ」で触っていく。
試しに、どうせ授乳のタイミングで触るのでやってみた。
結論。
「肋骨を感じるくらいの強さで触る」と、乳児が母乳を飲めない。
ブシャーと母乳が出すぎてむせる。あるいは口が乳房から外れてしまう。
そういえば、産後すぐに助産師さんから「そんなに強く絞らなくていいです」って言われたわ。
卒乳か断乳したらやってみよう。
1ヶ月に1回…あっという間に1日が終わり、あっという間に1月が終わってしまうことを考えると到底できる気はしないけれど、自分の身を守れるのは結局自分しかいない、と言い聞かせてやってみよう。
#乳がん#セルフチェック#急に具合が悪くなる