【絵本ノート】もくもくをつかまえた
ヨシタケシンスケの初の翻訳本。フランス語ができるってことなのかしら、ヨシタケシンスケ。
もくもくは、ただもくもくしたいだけ。
いいわ。好きだわ。こういうめんどくさい感じ。
ちょっと哲学感じちゃう雰囲気。私ももくもくしたいわ。なんかわからんけど、もくもくしたいわ。
抽象的なおはなしなので2歳児はまったく興味を示さなかったけど、私はなんだかほんわりとした気分になった。
そう思ったのは、もしかすると声に出して読んでいたからかもしれない。
「もくもく」という音の響きがそんな気分にさせたのかもしれない。
それで、原書のタイトルを調べてみた。
SI TU TROUVES UN NUAGE
私はフランス語ほとんどわからんので、グーグル先生の出番です。
「もし君が雲を見つけたら」
普通に訳すとそういうことになるらしい。たしかに内容はまさにそういうお話だったわ。
それをさ「もくもく」って言っちゃうヨシタケシンスケ。さすがです。
絵本は語感が大事よね。大人が子どもに対して読む、つまり声に出して読むのが前提なんだな、と思い知らされました。
何歳になったらこの本の内容について子どもと意見交換できるかしら。うちの子はどんな感想を言うかしら。その日をちょっと楽しみにしている。
そんなわけで、この本のメモをEvernoteに。リマインダーを2年後にセットして保存した。
#もくもくをつかまえた
#もくもくしたい