おじいさんが「おにがまし」へ鬼退治?
我が家の2歳児・H1号は、このところ西村敏雄の「ももたろう」を気に入っている。西村敏雄の絵が好きな様子なので、数ある「ももたろう」の中から西村敏雄バージョンを図書館で選んだら、案の定気に入った。
ことばの発達が少し遅めだったH1号。
1歳半検診のときに「ワンワン」しか言えなくて、2歳で再検査になった。
保育園の先生たちが「え?発達遅い?そんなことないと思いますよ?」と言ってくれていたとおりで、いつの間にか「ワンワン、いたー」などの2語文を話せるようになっていて、2歳の再検査は問題なかった。
そして現在、2歳4ヶ月。あれよあれよという間にベラベラしゃべるようになった。
昨晩、夕食を食べながら不意に
「おじーさんは山へしばかりに」と言うので、おぉ!と思って続きをきいていたら「おにがましに行きました」
おにがまし、とな??
あぁ、「おにがしま、ね」
すご!お話わかってる!
いや、まてまて。鬼ヶ島に行くのはおじいさんじゃないやん。桃太郎やん。
おじいさんが鬼ヶ島に鬼退治、ってすご!
どんだけ強いん。鬼に食べられてまうかもしれんやん。
あぁ、エベレスト登れちゃった三浦雄一郎みたいなおじいさんだったら行けるか。
たしかに勝てそうやねぇ。
我が家のお向かいにお住まいのおじいさんも強そうな人なので、おじいさんも戦える!と思っているのかもしれん。
高齢化社会の日本において、強いおじいさんは頼もしいわ。
ぜひ働いて、納税もしておくれやす。
しかし、強いおじいさんだと物語が違うストーリーになってしまいそうなので、「鬼ヶ島に行くのは桃太郎ね」と一応教えておいた。
来年の今頃は、もうこの舌っ足らずな言い間違えなんてしていないんだろうなぁ。
昨年秋に生まれたH2号はまだしゃべれないんだろうなぁ。
仕事復帰して、毎日鬼のように怒ってばっかりいるかもしれない。
夫にとって「鬼嫁」であっても、子どもにとって「鬼母」にはならないように気をつけたいけど、夫にガミガミ言っちゃうのよね。
言われるようなことをしている夫が悪いのよ。
どこまでもどこまでも、自分に甘く。
日々、笑顔になれればそれでよし!
ということで、今週のお題「鬼」。
絵本に出てくる鬼がかわいい顔をしているので、「鬼がくるぞ~」という脅し文句は使えないのが、いいのか悪いのか。
イヤイヤ期の魔の2歳児が小鬼のように感じる、今日この頃…。
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