【読書ノート】山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る
我が家は図書館ヘビーユーザーで、基本的に本は「まず図書館で借りる」→「いいなと思ったら買う」という方式をとっている。
なかでも図書館の「リクエスト制度」はすばらしい。読んでみたい新着の本は、発売されたらすぐにリクエストして買ってもらう。
市民税をフル活用。
そんなわけで買っていただいた本。『山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る』(2021年、講談社+アルファ新書)
結論から言って、これは買い。数ページ読んですぐ購入。そして図書館には返却。そして買って満足して読まず…。やっと読んだ。
ノーベル賞を受賞した山中教授が、神戸大学時代の同級生と対談形式で子育てを語る、という内容。
書かれていたことの中で、特に「乗り越える力」はコロナ禍において本当に大事。
体が健康でも、こころが病んでしまうと人は生きていけない、という成田教授のフレーズにドキッとさせられた。
「たとえうまくいかなくても、最後まであなたを信じる」そう言ってもらえたら、安心して挑戦できるよなぁ。
上司にもそう言ってもらいたいわ。
同級生で「この人がんばってんな~」という人がいて、そう思えるのもすばらしい。そういう友人はまぶしいというより、力をくれるわなぁ。
自分の子どもたちに、どんな人生を歩んで欲しいか考えさせられている。親になって、自分に何ができるか考えさせられている。
子育てに正解はないし、いろんな方法があるわけで、そんな中でも「どうやって育てたらこの子のためになるんだろう?」って考えてしまうし、「いい親子関係を築きたい」なんてことも思ってしまう。
そんなわけで育児に関する本を読むのは参考になるけど、読んだ端から忘れていってしまう。いくつになっても学ぶことは多いわ。
最後に、図書館で借りたこの本、非常にタバコ臭かった。マジで勘弁して欲しい。
#子育て
#山中教授の育児本