mimiriのブログ~要領悪くても終わればいいさ~

アラフォーで子ども2人出産し、日々の思うことを書いてます

【読書ノート】ゆるめる準備

川田裕美の『ゆるめる準備』を読んだら、元気が出た。

こういう人と仕事がしたい。できればお友達になりたい(笑)

 

場を良くするため、いい番組にするためにやっていること、その場において自分に何ができるかを考えること。

読んでいて、性格的に自分に似ている!と思う部分も多くて、あーなるほどな、こんなふうに努力されてるのか、と思うところもたくさんあった。

好かれるためには、嫌われないためには、ということではなくて、自分を偽るわけでもなくて、でも努力はしていて、でもでも「私、がんばってます!!」と言いすぎている感じでもなくて。

 

失敗したときの反省力がすごい。活かしていて、逃げてない。

とうしたらうまくいくか、自分の欠点から探ってるってことは、欠点から逃げてもいないのよね。

私は逃げてばっかりだなぁー。準備もせずに、言い方も考えずに、言いたいことだけ言って、相手が自分の思うように動いてくれなくてイライラしてばっかり。

 

ちょっといいな、やってみようかな、と思ったところに付箋を貼りながら読んだら、バシバシついた。

 

芸能人とかテレビに出てる人の本なんて、どうせ好感度あげるために出してるんでしょ、と性格悪いことを考えながら読んでいたけど、「おぉ、これは参考になりそう!」と思えるところがたくさんあった。

そう思えるなら、好感度の戦略にハマってもいいや。

 

将来何になりたいかまだ決まっていない高校生、これから就活する大学生、自分の仕事ぶりとか職場の人間関係に悩んでいる20代30代の女性、真面目にやってるけどなんかうまくいかない、とか、自分らしさってなんだろ?とか思ってる人には刺さるものがあるかも。

 

私、努力してないなぁ。

私のいいところって、どこかなぁ。

私のことをよく知っている親や友人に会いたくなった。

 

「川田さん」

気づいたら、いつの間にかそう呼んでた。

エッセイを読んでいてもそうなんだけど、気に入ると書いた作家さんのことを「さん付け」で呼びたくなるのよね。

お会いしたこともないのに、なんだかそんな親近感がわきました。こんなお友達がぜひとも欲しい。最初と最後に2度言っちゃったわ。

お手本にしたい人、また1人見つけました。

 

#川田裕美

#ゆるめる準備